入れ歯の種類はどう選ぶ?費用相場や特徴を解説

      2025/05/20

東大島(江東区)の歯医者、クローバー歯科で、入れ歯の種類と費用相場について解説

こんにちは。東大島(江東区)の歯医者、クローバー歯科東大島です。

入れ歯にはさまざまな種類があり、それぞれ特徴や費用が異なります。
そのため、どの入れ歯を選ぶべきか迷っている方も多いのではないでしょうか。

今回は、入れ歯の種類や選び方に加え、それぞれの費用相場や特徴について解説します。

 

総入れ歯と部分入れ歯の違い

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入れ歯には大きく分けて総入れ歯と部分入れ歯の2種類があります。
総入れ歯とは、すべての歯を失った場合に使用される入れ歯です。

部分入れ歯は、数本の歯を失った場合に使用される入れ歯であり、残っている健康な歯を基盤に作製されます。
費用に関しては、保険が適用される総入れ歯は15,000円程度、部分入れ歯は5,000円から15,000円程度です。

保険が適用されない場合の費用は、総入れ歯、部分入れ歯ともに20万円以上が目安となります。

 

入れ歯の種類

レジン床

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レジン床は、保険適用のプラスチック製の入れ歯です。
保険適用のため治療費は3割負担で10,000円~15,000円程度となっており、修理や調整がしやすいという特徴があります。
しかし一方で、レジン素材は強度が弱いため、入れ歯自体を厚くする必要があります。
そのため、慣れるまではしゃべりにくさや異物感があるのが一般的です。
特に上顎に装着する場合は、口の中を広く覆ってしまうため、食べ物の温度を感じにくく、付け始めは嘔吐反射を起こす方もいます。

 

金属床

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金属床の入れ歯は、歯ぐきに接する部分に金属を使用しているため、耐久性に優れています。
また、金属を使用することで、保険適用のレジン床に比べて薄く作成できるため、装着時の違和感やしゃべりにくさが少ないのがメリットです。
金属は熱伝導性が高いという特徴もあるため、食べ物の温度を感じやすくなり、食事をより楽しめるというメリットもあります。
ただし、金属部分が破損した場合は、修理が困難なことがあるため、取り扱いには細心の注意が必要です。
費用の目安は40~50万円程度ですが、使用する金属の種類によって上下します。

 

ノンクラスプデンチャー

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ノンクラスプデンチャーは、金属製の留め具が使われていないため、審美性が高いことが特徴です。
薄くて軽い材質を使用しており、金属アレルギーの方にも適しています。
また、入れ歯がずれにくく、硬い食べ物を食べやすいという利点もあります。
費用は選択する材料や製造工法により変わってきますが、相場は10万円〜50万円ほどです。

 

シリコン義歯

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シリコン義歯は、歯ぐきに触れる部分にやわらかいシリコン素材を使用した入れ歯です。
シリコン素材のやわらかさにより、咀嚼時の衝撃を和らげることができ、痛みや違和感を覚えにくいという特徴があります。
また、入れ歯と歯ぐきの密着度を高めやすいため、外れにくいのも大きなメリットです。
ただし、シリコン部分は劣化しやすく、汚れが付きやすいというデメリットもあります。
費用の目安は40~50万円程度です。

 

インプラントオーバーデンチャー

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インプラントオーバーデンチャーは、歯ぐきにインプラントを埋め込み、その上に入れ歯を固定する手法です。
埋入した数本のインプラントにより、入れ歯の安定性を向上させることができます。
また、インプラントに咀嚼する際の力が伝わるため、あごの骨が痩せるのを防ぎやすいというメリットもあります。
ただし、インプラントを埋め込む際は麻酔を伴う外科手術が必要です。
そのため、健康状態によっては治療が受けられないこと、治療に期間を要することはデメリットといえるでしょう。費用の目安は50〜150万円程度です。

 

マグネット義歯

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マグネット義歯は、入れ歯の安定性を向上させるために、残っている歯根に磁力のある金属を埋め込み、入れ歯をマグネットで固定する方法です。
入れ歯が外れたりずれたりすることが少なくなるため、食事のしにくさやしゃべりにくさを感じにくいという特徴があります。
費用の目安は、選択する入れ歯に加えマグネット1個につき3~5万円程度です。
ただし、残っている歯に金属を埋め込むため、神経が残っている場合は抜く処置が必要になることがあります。
また、残っている歯の本数が不足している場合には選択することができません。

 

保険適用の入れ歯と保険適用外の入れ歯の違い

材質
保険適用の入れ歯は基本的にプラスチック製ですが、自由診療の入れ歯は、さまざまな材質で作成することができます。
素材はコバルトクロム、チタン、シリコンなどの種類があり、それぞれの素材の特徴によって機能性や審美性を高めることができます。

費用
保険適用の入れ歯は、高額なものであっても15,000円程度です。
これに対して、自由診療の入れ歯は安価なものでも10万円ほどからとなっています。
また、自由診療の場合はそれぞれの歯科医院によって費用が異なります。

機能性
保険適用のプラスチック製入れ歯は、食事の際に食べにくかったり、かみにくさを感じたりすることがあります。
部分入れ歯の場合は、金属製のバネが見た目に影響を与える場合も少なくありません。
一方、自由診療の入れ歯は、金属のバネを使用せずに作成することができ、装着時の不快感が少ないという特徴があります。

治療期間
入れ歯の治療期間は、選択する治療法によって大きく異なります。
保険適用の入れ歯は1カ月から1カ月半ほどで作成可能です。
一方で、自由診療の入れ歯は、患者さんの歯型に合わせた工程を踏むため、3カ月以上かかる場合もあります。

 

自分に合った入れ歯の選び方

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入れ歯の選択で迷った際は、まずは予算がいくらなのかを明確にしましょう。
予算がいくらなのかによって、保険適用の入れ歯を選ぶのか、自由診療の入れ歯も含めて種類を検討するのかが異なってきます。
また、かみ合わせや残っている歯の状況によって、合う入れ歯の種類が異なる場合もあります。
予算をはっきりさせたうえで、かかりつけの歯科医院にて自分にはどのような入れ歯が合っているのかを相談するといいでしょう。

また、必要に応じてブリッジやインプラント、あるいは歯牙移植といった治療を検討することも大切です。
何が歯を補う方法として適しているかは患者さん一人ひとりによって異なるため、さまざまな選択肢を検討していただければと思います。

 

まとめ

東大島(江東区)の歯医者、クローバー歯科で、入れ歯の種類と費用相場について解説

入れ歯には種類に応じて異なる特徴があり、歯の健康や見た目の改善のためには、自分の状況に合うものを選択することが大切です。
歯科医師とよく相談して、自分にぴったりの入れ歯を見つけましょう。

 



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