歯に口紅がつく!歯紅を防ぐための方法や原因を解説

      2024/12/20

東大島(江東区)の歯医者、クローバー歯科東大島で歯紅の解説

こんにちは。東大島(江東区)の歯医者、クローバー歯科東大島です。

「気づくと口紅が前歯についている」
「前歯に口紅がつくのが嫌で、リップメイクが楽しめない」

そのように、前歯に口紅がついてしまう現象を、俗に「歯紅」と呼びますが、歯紅にはいくつかの原因があることをご存じでしょうか。
複数ある原因やそれぞれの対策を知ることで、日常生活における不便さを解消し、日々のメイクを楽しみましょう。

 

歯紅とは

東大島(江東区)の歯医者、クローバー歯科東大島で歯紅の解説

歯紅とは、口紅が意図せず歯に付着し、歯が赤やピンクなどの色で汚れて見える状態を指します。
口を開けた際や笑った時に、歯に口紅が付着していたことで、恥ずかしい思いをしたことがある方もいるではないでしょうか。

歯紅がついているかどうかは自分では直接確認することができないため、歯紅がよくつくという方のなかには、鏡を使えない環境にいるときに歯紅がついていないかどうかが気になり、打ち合わせやおしゃべりに集中できないという方も多いかと思います。

 

歯紅の原因

口紅の塗り方

歯紅には、いくつかの原因がありますが、その中でも代表的なのが口紅の塗り方です。
口紅を塗る時に、唇の内側へもしっかりと塗っているという方は、話す・笑うといった口を動かす動作で口紅が歯に付着しやすくなります。
また、口紅やリップグロスをたっぷりつけるのが習慣になっている場合も、歯紅がつきやすくなります。
厚めに塗った口紅は乾くまでに時間がかかり、その間にうっかり唇を動かすと歯に口紅が移るリスクが高まります。

 

ドライマウス

ドライマウスも歯紅の原因の一つです。
唾液の分泌が少ないと、口の中が乾燥しやすくなり、唇の内側の口紅が直接歯に移行しやすくなるためです。
さらに、唾液には自浄作用があるため、これが不足することで歯に付着した口紅が除去されにくくなります。
ドライマウスは現代人に多く見られる症状で、ストレスや不規則な生活、さらには加齢によっても影響を受けるため、その原因に根本から対処することも重要です。

 

歯並び

歯並びも歯紅の一因です。
叢生や出っ歯など、前歯が前方に突出している歯並びの場合、唇と接触することが多いため、口紅が付きやすくなります。
また、前歯が前方に出ていることにより口を開けがちになり、口内が乾燥しやすくなるというリスクもあります。

 

口元のたるみ

口元のたるみでも、歯紅が付きやすくなるといわれています。
年齢とともに口元の筋力が低下し、たるみが生じると、唇が内側へと倒れ込みやすくなり、口紅が歯に付着する原因となるためです。
口元の筋力が衰えると、口角が下がりがちになり、第一印象にも影響を与えかねないため、顔全体の印象を大きく左右する要因となります。

 

歯に蓄積した歯垢

歯に蓄積した歯垢も、口紅の定着を増加させる要因となります。
歯垢があると歯の表面がざらざらやねばねばになってしまうため、その凹凸に口紅が吸着されやすくなるからです。
歯垢の蓄積は、歯紅だけでなく口臭や虫歯、歯周病の原因にもなるため、見た目だけでなく健康のためにも日々のケアを心がけるようにしましょう。

 

歯紅を防ぐための方法

口紅の塗り方を工夫する

歯紅が気になる方は、まずは口紅の塗り方を工夫してみましょう。
口紅を塗る際は、厚くなりすぎないように唇全体に均等に塗るようにしてください。
その際、唇の内側にはなるべく塗らないようにしましょう。塗った後にはティッシュオフをして余分な口紅を除去することも大切です。
また、口紅を直接唇につけて塗る塗り方は、量をうまく調整できないため厚く塗りすぎてしまうことがあります。
そのため、リップブラシを使用して一度手の甲などで量を調節してから塗ると、厚塗りを防ぎやすくなります。

 

トップコートなどを使用する

口紅が落ちにくくなるように、トップコートや落ちにくい口紅などを使用するのも一つの手です。
口紅の上から透明のトップコートを塗布することで、食事や会話をしていても口紅が落ちづらくなります。
トップコートはリップメイクの維持だけでなく、口紅の発色をより長引かせることも期待でき、化粧直しのタイミングをとりづらい外出時やお仕事時にも重宝するでしょう。

 

ドライマウス対策をする

クローバー歯科東大島でドライマウス対策

口内が乾燥しやすい方は、ドライマウス対策をすることが歯紅対策にもなる可能性があります。
例えば、喫煙者やアルコール・カフェインの摂取量が多い方は、口内が乾燥しやすい傾向にあるため、これらを控えたり、量を減らしたりしてみましょう。
食事の際によくかむ、こまめに水分をとるといったことも大切です。
また、リップメイクをする前に水を飲んだり、うがいをしたりするだけでも、口内の潤いを維持しやすくなります。

 

矯正治療を受ける

クローバー歯科東大島で矯正治療

叢生や出っ歯など、歯が唇に接触しやすいために歯紅になっているという場合には、矯正治療を受けることも選択肢の一つです。
このような不正咬合を改善することで、唇と歯の接触を抑え、歯紅を付きにくくすることができます。
もちろん、歯並びを改善することで虫歯や歯周病といった口内のトラブルを防ぎやすくなること、口元の印象を変えられることも、矯正治療のメリットです。
透明なワイヤー矯正装置や歯の裏側に装着するタイプの矯正器具、透明なマウスピースを使った矯正装置も広く使われるようになってきているため、治療中も見た目を気にせずに生活することができるでしょう。

 

口周りのトレーニングをする

クローバー歯科東大島で口周りのトレーニング

口元のたるみが歯紅の原因だと考えられる場合には、口周りのトレーニングをすることも一つの手です。
口の周囲には多くの筋肉があり、これらを鍛えることで、唇周りの筋力を向上させることができます。
具体的な方法としては、口元を上下左右に大きく動かすエクササイズや、頬を膨らませてその状態を数十秒間保持する運動などがあります。

 

歯のクリーニングを受ける

クローバー歯科東大島で歯のクリーニング

歯科医院で歯のクリーニングを定期的に受けることで、歯垢や歯石の蓄積を予防し、口紅の付着しにくい歯の状態を保ちやすくなります。
歯垢や歯石がたまりやすい、磨きにくい箇所があるといった場合には、1、2カ月に一度歯科医院でクリーニングを受けることで、歯の表面をつるつるとした状態で保ちやすく、虫歯や歯周病のリスクも抑えられるでしょう。

 

まとめ

歯紅は、口紅の塗り方や使用するアイテムを工夫したり、矯正治療や口周りのトレーニング、歯科医院でのクリーニングを受けたりすることで、防ぎやすくなります。
歯紅が付きやすいと感じる方は、その原因が何なのかを考えそれに合わせた対処法をぜひ試してみてください。

 



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